フロイド・メイウェザー対サウル・“カネロ”・アルバレスを久しぶりに見て考察してみた。

WBA・WBC世界スーパーウェルター級王座統一戦
2016年9月14日
フロイド・メイウェザー対サウル・“カネロ”・アルバレス
を久しぶりに見て考察してみました。

ゴロフキンとアルバレスが現在ボクシング界のトップスターなのでは。

だからこそ、メイウェザーとの試合は、また価値が上がった試合なのではないでしょうか?

見てみると前半、メイウェザーは中から打つ右ストレートと外から打つ右ストレートを使い分けてあてています。
だからこそ、左ジャブ、左フックが中盤にヒットしている。
だからこそ、遠い間合いからの右アッパーも当たる
普通は左ジャブから崩して右のパンチを当てるセオリーの逆パターンですね。
アルバレスもパンチをパーリングではなく、ブロックで固めて打たれない先方でしたが、メイウェザーの戦略でサンドバッグのように打たれてしまいましたね。
後半はアルバレスは何をしていいかわからない状態でした。

ただ明らかにアルバレスの方がパンチはありますね。

なにか二人の試合は、北京オリンピックまでのアマチュアボクシングvsプロボクシングの試合をみているようです。
要するに打たれないで、ちょこちょこ当ていくボクシング(メイウェザー)と一発でKOを狙うボクシング(アルバレス)の戦いの象徴かも。